インターネット光回線の工事で壁に穴を開けなければいけないのか気になりますよね。
光回線は賃貸物件の場合、管理会社や大家さんに工事許可を取らなければいけません。
しかし、最近では「壁に穴を開けるのはごく稀」です。
また、工事に関して謎が多いNURO光でも穴あけなしで導入できるようになりました。
今回は「光回線(NURO光含む)を穴あけせずに工事する方法」についてお伝えします。
この記事でわかること
賃貸は注意!NURO光・光回線の工事で管理会社に許可が必要なケースとは
まずマンションの方で建物にフレッツ光回線が導入されていれば、管理会社や大家さんの許可は必要ありません。
工事許可が必要な3つの場合
1.集合住宅でフレッツ光が未導入
2.賃貸アパート
3.賃貸戸建て
この3つの場合は建物に傷が付く可能性があるので「許可が必要とになります。
自分の持ち物件ではないので当然ですよね。
大家さんや管理会社への許可は事前に必要
許可がなければNTTの工事班は帰ってしまいますので事前に必要です。
実際にほとんどの管理会社や大家さんから許可はおりていますし、NGと言われることの方が少ないです。
そこまで心配しなくても大丈夫でしょう。
また、後半でお伝えしていますがNURO光は穴あけ工事せずに導入する方法があります。
詳しくは記事後半を確認してください。
NURO光や光回線の穴あけ工事内容は3種類
通常、光回線を導入する場合は3つの配線工事方法があり、それぞれ自分の建物環境によって異なります。
配線工事方法 | 穴あけの有無 |
---|---|
1.電話ジャックから通す | 無 |
2.エアコンダクトから通す | 無 |
3.外壁の穴あけ工事 | 有 |
外の電柱から宅内に光ファイバーを通す方法は主にこの3つです。
しかし、3つ目の外壁に穴をあける方法は残り2つがダメなときの「最終手段」ですので確率は低いです。
1.電話ジャックから通す
一般的な光回線の配線工事になります。
固定電話の配線に沿って光ファイバーを宅内に通しますので、穴あけ作業はありません。
また、建物によっては電柱からの配線を固定するために「ビス止め」をする場合があります。
しかし、このビス止めに関してはほんの数ミリ程度で撤去時にはビス止めの箇所を埋めてくれます。
管理会社や大家さんもこの程度であれば大抵許可はおります。
2.エアコンダクトから通す
次に固定電話を利用していなかったり、建物に電話ジャック自体がない場合です。
この場合は「エアコンダクトの配管から宅内に光ファイバーを通す」ことが可能になります。
ですので、壁に穴を開けたり傷をつける心配もありませんが、1番と同じくビス止めが必要な場合もあります。
3.外壁の穴あけ工事で通す
最後に「電話ジャック」と「エアコンダクト」の両方がない建物の場合です。
この2つがない建物はそうありませんよね。。。
万が一無かった場合は外壁に穴をあけ宅内に配線を通します。
穴の大きさは約1cmほどになり、退去時は必ず穴埋め作業があります。
NURO光の工事を穴あけなしで導入する方法
建物に既に光ファイバーが導入されていたり、対応している物件でもそれは「フレッツ光回線」になります。
よく光回線に対応している建物だから工事が不要と思られがちですが、NURO光では必ず「専用の光ファイバー工事が必要」になります。
NURO光は独自の高速回線を利用しているので工事は必要です。
しかし、NURO光でも「穴あけなしで導入できる方法」があります。
NURO光では新たに「光専用の超強力テープ」が導入されて、穴あけ・ビス止めをせずにテープで止めることが可能になりました。
もの凄くアナログでまさかの「粘着テープ」です。
当然、建築用のテープになるのでしっかりしています。
(写真はイメージです)
ビス止めの代わりになる専用テープの注意点
実際にNURO光の公式窓口に問い合わせて注意点を聞いてみました。
専用テープ希望時の注意点
・工事班に事前に伝えなければいけない
・工事当日に専用テープ使用可能かが分かる
NURO光の『公式サイト(NURO光)』から工事日を決めると後日、工事班から連絡が入りますので必ず「穴あけではなく専用テープを使いたい!」と伝えましょう。
基本的には工事班の工事器具セットに入っているとのことですが、在庫切れで工事班が所持していないケースもあるそうです。
また「工事当日に使用可能かが分かる」ため、穴あけやビス止めになる可能性も十分あります。
工事日当日に判明する理由
理由は、建物の外壁素材や配線の位置などを見たうえでなければ使用できるか不明なため「実際に工事班が訪れなければ判断できない」とのことです。
テープが使用できる壁の材質か判断するということですね。
当日にテープの使用が不可と分かった場合はそのままNURO光をキャンセルすることができます。
もちろん、工事NGといってキャンセル料金も一切発生しません。
NURO光が導入できない物件がある
レオパレスや大東建託・UR都市機構でNURO光を申し込むのは難しいです。
と言うのも、許可が全くおりません。
これらの物件にお住まいの方は対策を確認しておきましょう。
詳しくはこちらの『NURO光は【レオパレス/大東建託/UR賃貸/都営住宅】は契約できない?』をご覧ください。
光回線の工事許可が下りなかったときの対処法
工事が出来なかった方がよく利用しているのが「ポケットWiFi」です。
部屋に置いておくだけで広範囲でWiFiが使えます。
しかし、ポケットWiFiは種類が80種類以上もあるうえに月額料金や速度制限がバラバラで選ぶのが困難です。
そこで数多くのモバイルルーターを見てきた私の結論から言えば、現在もっとも優秀なポケットWiFiは『WiMAX Speed HOME 02』です。
回線工事がいらず、固定回線の代わりになる高速インターネットとして非常に有名です。
工事不要!光回線の代わりになる高速Wi-Fi
月額料金 | 2,849円(税込)~ |
端末代金 | 最新機種が完全無料 |
通信速度 | 最大1Gbps |
利用まで | 最短翌日 |
スマホ割 | auスマホ割あり |
固定回線の代わりとして人気があり「コンセントに挿すだけ」で使うことができます。
LANケーブルを2つまで繋ぐことができるので「パソコンとも有線接続が可能」です。
ノートパソコンなどに有線接続できるのは非常に大きなメリットですね。
もちろん無線でも最大1Gと十分速いので、ストレスなく快適にインターネットができるでしょう。
光回線の工事ができない場合は間違いなく『WiMAX Speed HOME 02』がいいでしょう。
是非、参考にしてみてください。
まとめ
NURO光や光回線の工事で穴をあけない方法をお伝えしました。
特に賃貸物件にお住まいの方は管理会社への許可が必要ですので、必ず事前に確認しておきましょう。