ソフトバンクエアーは従来の固定回線と違ってプロバイダー契約がありません!
では、メールアドレスはどのようにして利用できるのでしょうか。
また、現在光回線でプロバイダー契約をしている方のメールアドレスはどうなるのか?
今回はソフトバンクエアーを契約して「プロバイダー」と「メールアドレス」はどう使うのか?をお伝えします。
この記事でわかること
SoftBank Airでプロバイダーがいらない理由
通常のインターネット回線では必ず別途プロバイダー契約が必要になります。
光コラボレーションの場合でも予めプロバイダーが無料で付いています。
しかし、ソフトバンクエアーではプロバイダーが必要なく利用できます。
そもそもプロバイダーとは?
そもそもプロバイダーには2つの役割があります。
プロバイダーの役割とは
1、インターネットを利用するための権利
2、メールアドレスの提供
通常プロバイダーはこの2つの役割を果たし、月料料金は500円~1,200円程になります。
従来のフレッツ光回線やADSL回線、アナログ回線は回線のみの契約ではインターネットが使えません。
ですので、別途プロバイダー契約をすることで初めてインターネットが利用できるのです。
プロバイダーというとあまりピンッと来ませんが、会社名を聞けばわかるはずです。
以下、有名なプロバイダー会社になります
Yahoo!BB | 提供元 ソフトバンク |
---|---|
OCN | 提供元 NTTコミュニケーションズ |
楽天 | 提供元 楽天グループ |
ぷらら | 提供元 NTTぷらら |
BIGLOBE | 提供元 KDDI |
So-net | 提供元 ソニー |
名前を聞けば分かる方も多いと思います。
ちなみに、現在契約中のプロバイダーを調べるにはこの 確認君+(Plus) で分かります。
「お使いのプロバイダー(ISP)」という部分が現在契約中のプロバイダー会社になります。
ちなみに、当サイトはSo-netのプロバイダーを利用しています。
プロバイダーからもらえるメールアドレスを利用している場合は、アドレスの@マーク以降でも分かりますね!
では、ソフトバンクエアーではなぜ別途プロバイダー契約が必要ないのでしょうか。
SoftBank Airは電波を利用するのでプロバイダーが不要
ソフトバンクエアーでプロバイダーがいらない理由は「利用する電波」にあります。
上記でお伝えしたようにプロバイダー契約が必要なのは自宅に工事をして導入する「固定回線タイプ」になります。
一方でソフトバンクエアーは工事不要の「電波を利用するタイプ」になります。
スマホと同様に4G・LTEといった携帯電話の電波を利用してインターネットを使うのでプロバイダーという概念がありません。
しかし、固定回線と違い電波妨害や周囲の環境にも左右されやすいところがデメリットになります。
プロバイダーが不要で圧倒的に安い
プロバイダー契約が必要ありませんので固定回線と比べると料金は安くなります。
さらにプロバイダー料金が無料の光コラボレーションと比較しても安いことがわかります。
光回線と比較
フレッツ光 | 月額 6,600円 |
---|---|
OCN光(コラボ) | 月額 5,100円 |
ソフトバンク光(コラボ) | 月額 5,200円 |
ソフトバンクエアー | 月額 4,180円 |
プロバイダー契約がなく、戸建てタイプやマンションタイプが関係ないので圧倒的な安さです。
プロバイダーに特別な拘りがなければ、ソフトバンクエアーを選んだ方が良いでしょう。
しかし、現在利用のプロバイダーでメールアドレスを利用しておりメールアドレスを変えたくないという方も多いです。
SoftBank Airでメールアドレスを設定する方法
プロバイダー契約は不要とお伝えしましたが、もう1点重要なポイントがあります。
それはメールアドレスを使う方法です。
先に結論をお伝えするとソフトバンクエアーでもメールアドレスの取得ができます!
しかし「有料」になります。
メールアドレスの取得方法!
ソフトバンクでは2種類のメールアドレスを提供しています。
@ yahoo.co.jp / 無料
@ ybb.ne.jp / 有料
@ yahoo.co.jpについて
一つ目の「@ yahoo.co.jp」はフリーメールといい、ソフトバンクへ加入していなくても誰でも無料で取得し利用することができます。
グーグルが提供している「Gmail」もフリーメールとして有名ですね。
@ ybb.ne.jpについて
次に、二つ目の「@ ybb.ne.jp」ですがこれはソフトバンクに加入しているかた限定のアドレスになります。
このアドレスを利用するには「Yahoo! BB 基本サービス」というオプションプランへ加入する必要があり月額300円になります。
ソフトバンクエアーでは、このようにしてアドレスを利用できますが正直なところメールアドレスを利用するためにわざわざオプションへ加入するのは勿体無いです。
特別な拘りがなければ無料で取得できるフリーメールをオススメします。
前述したグーグルが提供している無料の「Gmail」であれば面倒な設定もありませんし、セキュリティーも非常にしっかりしています。
個人的には有料である必要がまったくありませんので「Gmail」をオススメします。
現在、利用中のアドレスを継続する方法
ソフトバンクエアーに契約する前から利用しているメールアドレスは引き続き継続することができます。
しかし、プロバイダー会社によっては継続不可な場合もあります!
フリーメールなどで利用している方は問題なく継続利用が出来ますが、プロバイダーでアドレスを使っている場合は各プロバイダー社が設ける「アドレス残しプラン」というものがあります。
このプランを提供しているプロバイダーであれば、ソフトバンクエアーになってもアドレスだけを引き続き利用することができます。
利用者数の多いプロバイダーをいくつか調べたところ、アドレスお残しプランの料金は平均で月額200円程になります。
各社のメールアドレス残し料金
OCN | 月額 250円 |
---|---|
@nifty | 月額 250円 |
au one net | 月額 250円 |
BIGLOBE | 月額 200円 |
NTTぷらら | 月額 200円 |
SANNET | 月額 300円 |
WAKWAK | 月額 200円 |
ODN | 月額 200円 |
@T-COM | 月額 300円 |
ASAHI NET | 月額 300円 |
DTI | 月額 200円 |
有名なプロバイダーをピックアップしましたが、上記に無い場合は1度契約中のプロバイダーに確認してみてください。
SoftBank Airをパソコンに設定しよう
ソフトバンクエアーをスマホやパソコンに繋ぐのは非常に簡単です。
メールアドレスの設定は不要
ソフトバンクエアーになったからと言ってメールアドレスの再設定がいる訳ではありません。
アドレス自体はもともと利用中のパソコンやスマホで設定済みかと思います。
また、これを機にプロバイダーの有料メールを辞めてフリーメールにするものアリですね。
パソコンに繋ぐ方法
パソコンへの設定方法も非常に簡単です。
端末の側面にある「ID」と「パスワード」をスマホやパソコンに入力すれば完了です。
作業自体は5分もあれば完了できます。
設定時に電波を使い分けなければ速度が安定しない
ソフトバンクエアーの電波は2種類あり、利用する環境で使い分けなければ速度が安定しません。
2.4GHz帯を使う環境
・電波の範囲 / 広い
・壁や障害物 / 貫通しやすい
・Wi-Fiの強弱 / 弱い
この電波は「広く浅く」と言うイメージのWi-Fi電波になります。
オススメする環境は「エアー端末を設置する場所と利用場所が離れている」場合です。
例えば、リビングで家族みんなが利用する、リビングと寝室や複数の部屋で利用者がいるなど障害物を貫通しやすい電波ですので複数の部屋に飛ばしたい方向けです。
5GHz帯を使う環境
・電波の範囲 / 狭い
・壁や障害物 / 貫通しにくい
・Wi-Fiの強弱 / 強い
一方でこちらの電波は「狭く深く」というイメージのWi-Fi電波になります。
オススメする環境は「エアー端末を設置する場所と利用場所が同じもしくは近い」場合です。
壁や障害物を貫通しにくいので、広範囲向けではありませんが電波は強いので一人暮らしのワンルームや自分の部屋で利用する場合などは必ずこちらの5GHz帯で接続しましょう。
まとめ
以上、ソフトバンクエアーの「プロバイダー」と「メールアドレス」についてでした。
プロバイダー契約がないのでその分月額料金は安いです。
是非、ソフトバンクエアーで快適なネットライフを始めてください。