固定電話を使うのにわざわざ配線工事をしたくないという方にピッタリなのが「おうちのでんわ」です。
このサービスを使えば工事をしなくても固定電話が利用できます。
また、ソフトバンクエアーとも相性抜群ですので確認しておきましょう。
ここでは「おうちのでんわ」の仕組みやデメリットなどをお伝えします。
この記事でわかること
固定電話が使える「おうちのでんわ」の仕組みとは
自宅に電話回線を引いて固定電話を利用するのが一般的です。
しかし「おうちのでんわ」の場合、電話ユニットという手のひらサイズの端末と電話機を繋げるだけで固定電話が使えるようになります。
なぜ電話が繋がるのか?その仕組みとは
おうちのでんわを簡単に説明すると「スマホの固定電話バージョン」というところです。
スマホもソフトバンクの電波を受信して、電話ができていますよね。
「おうちのでんわ」も全く同じ仕組みでユニット端末が電波をキャッチして、通話をすることができます。
イメージとしてはLINE通話やSkype(スカイプ)と同じです。
ですので、このユニット端末と電話機さえあれば自宅のどこでも固定電話が使えます。
おうちのでんわは工事不要!
スマホと同じく電波を利用するので電話配線の工事は不要です。
コンセントがあれば宅内のどこでも使うことができるので、電話機を電話ジャックの近くに置く必要もありません。
電話機も電話番号もそのまま使える
NTT西日本・NTT東日本で発行した加入権のある電話番号や光電話もそのまま番号が変わらずに利用できます。
電話機も新しいものを買う必要はなくそのまま利用できます。
また、電話番号を持っていない方でも新しい番号を発行してもらえます。
ちなみに電話番号は市外局番から始める一般的な番号です。
ソフトバンクエアーとの相性抜群!おうちのでんわの料金プラン
工事がいらず簡単に固定電話を利用できることがわかりました。
もちろん、おうちのでんわだけの契約でも利用することができますが、1番相性が良いのは「ソフトバンクエアー」です。
おうちのでんわ3つの料金プラン
気になる月額料金は主に3種類あります。
1.おうちのでんわのみを利用する
月額料金 | 500円 ※1 |
通話料金 | 3分8円(全国一律) |
ユニット端末代金 | 465円(36ヵ月分割) |
465円割引(36ヵ月間) |
※1)本来は月額980円ですが、1年間は500円で利用できます。
ユニット端末代金が16,740円かかるのですが、毎月465円の割引が36ヵ月繰り返されて無料になります。
ここで注意が必要なのは36ヵ月以内に「おうちのでんわ」を解約した場合は残月×465円が解約金として発生します。
2.ソフトバンクエアーとセットで利用する
月額料金 | 500円 |
通話料金 | 3分8円(全国一律) |
ユニット端末代金 | 465円(36ヵ月分割) |
465円割引(36ヵ月間) |
ソフトバンクエアーと合わせて利用すれば永年月額料金は500円になります。
3.ソフトバンク・ワイモバイルとセットで利用する
月額料金 | 500円 |
通話料金 | 3分8円(全国一律) |
ユニット端末代金 | 465円(36ヵ月分割) |
465円割引(36ヵ月間) |
ソフトバンクやワイモバイルのスマホを利用している方はスマホのプランに関係なく月額500円で利用できます。
おうちのでんわの初期費用
「おうちのでんわ」を利用する場合は初期費用が発生します。
1.初回事務手数料 / 800円
2.電話番号登録料 / 1,000円
3.番号継続登録料 / 2,000円
セットで初期費用が無料
ソフトバンクエアーやソフトバンクのスマホを利用していれば「1」と「2」の合計1,800円は無料になります。
また「3」に関しては、現在利用中の固定電話番号を引き継ぐ場合のみ必ず発生します。
電話オプションも充実
通常の固定回線を利用する際に使える電話オプションなども問題なく利用ができます。
ナンバーディスプレイ | 400円 |
キャッチホン | 300円 |
転送電話 | 500円 |
非通知拒否 | 200円 |
また、月額280円で上記の中から2つだけ選び利用することもできます。
2つ以上加入するのであれば間違いなくお得です。
おうちのでんわには3つのデメリットがある
固定回線の電話とほぼ変わりなく利用できる「おうちのでんわ」ですが、3つのデメリットがあります。
契約後に失敗しないためにも事前に確認しておきましょう。
デメリット1.利用できないサービスがある
「おうちのでんわ」は以下の利用環境にある方では使用できませんので注意しましょう。
・ガスの安心システム
・緊急通報システム
・ホームエレベーター
・ホームセキュリティ
・ドアホン
もし、これらと合わせて利用した場合はホームシステムが停止しますので注意です。
デメリット2.停電時に繋がらない
「おうちのでんわ」はIP電話になりますので、停電時に利用できなくなります。
しかし、今では携帯電話が普及していますので停電時に固定電話が使えなくて困るというケースはあまりないと思います。
デメリット3.電波の状況により不安定なこともある
電話回線を利用せずインターネットの電波を使うため、地域や時間帯によっては少し繋がりにくくなる可能性があるということです。
LINE通話などと同じで、電波状況によっては不安定になることもあります。
まとめ
今までは電話回線の工事が必要でしたが「おうちのでんわ」を利用すれば工事なく手軽に固定電話が使えます。
通話料金も基本使用料も安くておすすめです。
相性抜群のソフトバンクエアーも工事不要でコンセントに挿すだけなので、まさに最強コンビと言えるでしょう。
是非、チェックしてみてください。