OCN光の引っ越し手続きに関して、私が勤めるカスタマーサポートでも相談がよくあります。
・OCN光の引っ越し手続きはどうするの?
・引っ越し先では工事が必要なのか?
・もう一度、工事費用はかかるのか?
などです。
今回はOCN光の損をしない引っ越し手順をお伝えいたします。
この記事でわかること
はじめに!OCN光を引っ越し手続きすると損する理由
まず結論から言えば「OCN光は引っ越し手続きをすると損」することになります。
その理由は引っ越し先でも、もう一度「回線工事費用が発生する」からです。
ですので、私も普段からOCN光を引っ越し手続きするお客さまには「OCNに特別な拘りがなければ他社回線への移行」をおすすめしています。
光回線では引っ越しキャンペーンが様々あります。
引っ越し時に初期工事費用が無料になったりOCN光の解約違約金を負担してくれます。
ですので、OCNに特別な拘りがなければ、後半の「引っ越しキャンペーンあり!おすすめ光回線」をご覧ください。
OCN光の引っ越し・移転時のよくある質問
OCN光の引っ越し・移転手続きに関してよくある質問をまとめました。
※クリックでジャンプできます。
1.引っ越し先のエリア確認方法
2.解約金は発生するのか?
3.プロバイダの手続きは必要なのか?
4.引っ越し先の工事費用について
5.ひかりTVについて
6.工事費残債が発生するの?
気になる内容から確認してみてください。
1.OCN光の引っ越し先のエリア確認方法
OCN光はフレッツ光が対応しているエリア・建物であれば東西またぎ全国エリアで問題なく引っ越し手続きが可能です。
実はフレッツ光の場合は「NTT西日本」と「NTT東日本」で管轄(運営会社)が変わっているため東西をまたぐ引っ越しは一度解約になり継続利用が出来ません。
しかし、OCN光の場合は管轄がOCN(NTTコミュニケーションズ)に変わっているため「東西をまたいでも問題なく継続利用ができる」のです。
エリア判定をする
OCN光はフレッツ光が利用できれば申し込み可能ですので「NTT公式ページ」よりエリア判定をします。
光回線は一般的な東日本・西日本の区別とは少し異なりますので、注意しましょう。
西日本 | 東日本 |
---|---|
西日本エリアの提供判定は【こちら】 | ・東日本エリアの提供判定は【こちら】 |
2.解約違約金は発生するのか?
OCN光を引っ越しする場合は、あくまで継続扱いになるので、解約違約金(11,000円)は発生しません。
3.プロバイダの手続きは必要なのか?
プロバイダのOCNですが、ここの部分に関しては「一切手続き不要」です。
何もしなくてもそのまま引っ越し先で利用することができます。
ただし、引っ越し先でもう一度こちらに記載している手順で「プロバイダ接続設定」は必要です。
また、現在フレッツ光回線とOCNを別々契約している方もOCNのプロバイダはそのまま全国どこでも利用可能です。
プロバイダは目に見える物ではなくネット上のログイン型サービスですので、そのまま継続利用ができるのです。
4.引っ越し先の工事費用について
OCN光を引っ越し先で継続利用する場合は解約違約金(11,000円)は発生しませんが「再度工事があり工事費用が発生」します。
実はOCN光に限らず「光コラボレーションと言われるサービスは全て引っ越し先で工事が必要になり費用が発生」します。
中には引っ越しキャンペーンで初回工事費無料になる場合もありますが「残念ながらOCN光では実施していません」ので費用がかかります。
引っ越し先での工事費用
OCN光は建物状況によって工事費用が違います。
戸建て | 集合住宅 | |
---|---|---|
新設の場合 | 最大18,000円 | 最大15,000円 |
建物の屋内配線のみ | 最大7,600円 | |
工事なしの無派遣 | 最大2,000円 |
電信柱から建物まで光ファイバーが配線されている場合は、建物屋内だけの工事になり7,600円発生します。
また「光コンセント」と呼ばれるものが部屋にある場合は、工事なしの無派遣となり2,000円だけで済みます。
「LANポート」と「モジュラージャック」の方は7,600円の宅内工事が必要です。
しかし、壁に穴を開けたり傷を付けたりという工事はなく「簡単な配線接続作業のみ」になります。
5.ひかりTVは引き継げるのか?
自宅のテレビで海外のテレビやドラマが見れるひかりTVですが、環境によっては一度解約になってしまう場合があります。
これを知らずに引っ越し先で再び視聴しようと思った時に見れなかったり、今まで録画した番組が消えてしまう場合があります。
ですので、事前にひかりTVへ電話をして確認が必要です。
お問い合わせ先はOCN光サポート窓口になります。
OCN光のサポート窓口
・受付窓口:0120-506-506
・受付時間:10時~19時 (土日祝休)
6.工事費残債が発生する場合がある
OCN光を契約してから30ヵ月経っていない方は工事費残債が発生します。
工事費残債の計算 | |
---|---|
ファミリープラン | 30ヵ月-利用期間×500円=残債 |
マンションプラン | 30ヵ月-利用期間×400円=残債 |
初月に3,000円を支払うため、残高計算はこうなります。
工事費残債も発生し、引っ越し先の工事費用も発生するとなれば引っ越し手続きはおすすめしません。
OCN光の引っ越し・移転手続き手順
では、引っ越し手続きの方法をみていきましょう。
引っ越し手順はとても簡単で「OCN光サポート窓口に電話をするだけ」です。
移転手続きはマイページからも出来ますが、細かな確認であったり移転日などを伝えなければいけませんので電話の方が確実で早いです。
手順1.OCNへ電話をする
オペレーターへ引っ越し先でも利用したい事を伝え住所を言えば手続きをしてくれます。
この時、注意としては引っ越し先の住所が必ず決定していなければいけません。
マンションは決まっているが部屋番号が分からないのもダメです。
必ず部屋番号まで決まってから電話をしましょう。
OCN光のサポート窓口
・受付窓口:0120-506-506
・受付時間:10時~19時 (土日祝休)
手順2.機器は返却もしくは持っていく
モデムやWi-Fiルーターをレンタルしている場合は基本的には一旦返却します。
後日返却ボックスが送られてくるので返却しますが、稀に引っ越し先に持っていく場合があります。
これはOCNへ引っ越し手続きの電話をした段階でオペレーターの方から伝えられますので、返却する場合は返却ボックスを待ちましょう。
手順3.工事日の連絡を待つのみ
ここまで出来れば後は後日工事班から連絡がきて、工事日調整をするだけになります。
平均的に工事日は申し込んでから3週間前後かかりますので余裕を持って1ヵ月前には手続きしておきましょう。
でなければ、引っ越してから数日間インターネットが使えなくなってしまいます。
注意!OCN光を引っ越し・移転するなら他社光回線の方が断然お得になる
ここまでOCN光の引っ越しについてお伝えしましたが、正直に言えば「新規で申し込んだ方が断然お得」ですね。
ただし、OCNのプロバイダに特別な拘りがない場合です。
どうしてもプロバイダがOCNじゃないと嫌な方は引っ越し手続きで継続できます。
しかし、特に拘りがなければ「別の光回線にした方が断然良い」です。
OCN光の引っ越し最大の欠点は費用がかかること
OCN光の引っ越し手続きをおすすめしない最大の理由は「工事費用が発生する」からです。
残念ながらOCN光では引っ越しキャンペーンがありません。
最大18,000円の工事費用が発生しますので、OCN光の解約違約金の方が安いです。
その解約違約金11,000円でさえも他社光回線の引っ越しキャンペーンでは負担してくれます。
他社の引っ越しキャンペーン
・新居での工事費用が無料
・OCN光の解約金11,000円を負担
・現金キャッシュバックがもらえる
これら3つのキャンペーンがありますので「わざわざOCN光を継続して工事費を支払うのは非常に損」です。
そこで、現在引っ越しキャンペーンを実施している光回線をピックアップしました。
おすすめ1.ソフトバンク光(全国エリア)
戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 月額5,200円 | 月額4,180円 |
事務手数料 | 3,000円 | |
工事費用 | 無料(0円) | |
スマホ割 | ソフトバンクのスマホ割あり | |
引っ越しキャンペーン | ① 初期工事費用が無料 ② 解約違約金を10万円まで負担 ③ 35,000円もらえる |
知名度抜群のソフトバンク光ですが、引っ越しキャンペーンで工事費無料やOCN光の解約金を負担してくれます。
ソフトバンクスマホが割引される「おうち割」もありますので、合わせてお得です。
おすすめ2.モバレコAir(置くだけWi-Fi)
戸建て | マンション | |
---|---|---|
月額料金 | 一律3,344円 | |
事務手数料 | 3,000円 | |
工事費用 | 無料(0円) | |
スマホ割 | ソフトバンクのスマホ割あり | |
引っ越しキャンペーン | ① 解約違約金を10万円まで負担 ② 28,000円もらえる |
最近流行りの『置くだけWi-Fi』と呼ばれるインターネット契約になります。
工事が不要でアロマポットサイズの端末をコンセントに繋ぐだけでインターネット使い放題になります。
通信制限もなく、工事が不要ですので最短翌日に利用できます。
この手軽さから今、注目を集めています。
まとめ
OCN光の引っ越しについてお伝えしました.。
引っ越し先で工事費用がかかるのであれば間違いなく新規で他社へ乗り換えた方がお得です。
様々な光回線が引っ越しキャンペーンを実施していますので是非、引っ越し時の参考にしてみてください。