NURO光では現在、5種類のONU(WiFiルーター)があります。
その中でも11ac対応ルーターの「ZXHN F660A」と「HG8045Q」がより高速です。
しかし、NURO光の工事が終わりいざ利用開始になったとしても初めからこの新型ルーターが送られてくるとは限りません!
実は一番最初にどのONU(WiFiルーター)がお送られてくるかはランダムなのです。
ですので「旧型から新型に交換する方法」と「新型の凄いポイント」をお伝えします。
この記事でわかること
無料!NURO光のルーター(ONU)を交換する方法!
現在、旧型ルーターを利用している方はNURO光のサポートデスクに電話をすれば「ZXHN F660A」「HG8045Q」へ交換できます。
しかし、ルーターを交換するだけでは速度アップにはなりませんので『後半の確認事項』も必ず知っておきましょう。
自動音声ガイダンスが流れますので、トラブルや技術的な問い合わせの「3」をプッシュすれば大丈夫です。
交換を申請してから3.4日で届きますので、今利用しているルーターは「同封の返却BOX」に入れて送り返しましょう。
送料はNURO光が負担してくれます。
ルーター交換が無料の条件とは
旧型ルーターから新型ルーターへの交換には費用は一切かかりませんし電話で簡単に交換できます。
しかし、NURO光に申し込みをした時期によっては1万円が発生します。
交換費用 | 申し込み時期 |
---|---|
有料 | 2015年8月以前の加入 |
無料 | 2015年9月以降の加入 |
といっても、ほとんどの方が2015年9月以降の申し込みですので「無料交換」になります。
もし、2015年8月以前の方は交換費用に1万円が発生します。
全部で5種類!NURO光のルーター(ONU)はWiFi機能付き
NURO光のルーターは全部で5種類ありどれが自宅に届くかはランダムです。
また、この1台でONUとWiFi機能が付いているので家電量販店などで別途WiFiルーターを購入する必要もありません。
– | 型番 | 最大速度 ※1 |
---|---|---|
新型 | ZXHN F660A | 1,300Mbps |
新型 | HG8045Q | 1,300Mbps |
旧型 | HG8045j | 450Mbps |
旧型 | HG8045D | 450Mbps |
旧型 | ZXHN F660T | 450Mbps |
※1)無線接続時の下り最大速度(ベストエフォード)になります。
無線LANを使ったときの最大速度が「450M」と「1,300M」で約3倍のスピードと大違いです。
正直言って見た目は全く変わりませんので、今自分がどの機種を利用しているかはルーター側面を見て確認しましょう。
そして、旧型を利用している場合は速度アップできる可能性があるのですぐに交換しましょう。
そもそもONU(オーエヌユー)とは?
ONUとは外の電信柱から引き込まれた光ファイバーを通して送られてくる光信号を、インターネット用のデジタル信号に変換する機械です。
フレッツ光のときにアナログ信号からデジタル信号に換えていたモデムの役割と同じです。
このONUが無ければ、そもそもインターネットが使えませんので必ず必要になります。
また、家電量販店には売っておらず購入することができませんので、光回線事業者から手配されたものを利用するしかありません。
ちなみに読み方は(オーエヌユー)といい(おぬ)ではありません。
NURO光のONUは高性能
NURO光のONUは、WiFi(無線LANルーター)の機能も兼ね備えています。
ですので、WiFiルーターを別途買わずに無線接続ができ月額料金も無料です。
NURO光のONU(WiFiルーター)「ZXHN F660A」「HG8045Q」が優れている2つのこと
新型のONU(WiFiルーター)には2つの優れているポイントがあります。
1.旧型ルーターと圧倒的に速さが違う
NURO光の旧型ルーターの通信速度は最大450Mbpsです。
しかし、新型である「ZXHN F660A」と「HG8045Q」の速さは最大1.3Gbpsの超高速無線通信を可能としています。
あくまでベストエフォード型ではありますが、WiFiルーターで速度が最大1.3Gbpsとは非常に嬉しいポイントです。
2.新型ルーターは5GHz帯域を利用できる
もうひとつの大きな違いとしては「5GHz帯域を利用できる」ということです。
分かりやすく説明すると現在、多くの通信機器が利用しているのは「2.4GHz帯域」の電波になります。
2.4GHz帯の特性
電波の範囲 | 広い |
壁や障害物 | 貫通しやすい |
Wi-Fiの強弱 | 弱い |
この電波は「広く弱く」と言うイメージのWiFi電波になります。
この電波が最適な環境は「WiFiルーターから利用場所までが広範囲」の場合です。
例えば、リビングで家族みんなが利用する、リビングと寝室や複数の部屋で利用者がいるなど障害物を貫通しやすい電波ですので「複数の部屋に飛ばしたい方」に最適な電波です。
5GHz帯の特性
電波の範囲 | 狭い |
壁や障害物 | 貫通しにくい |
Wi-Fiの強弱 | 強い |
一方でこちらの電波は「狭く強く」というイメージのWiFi電波になります。
この電波が最適な環境は「WiFiルーターと利用場所が同じもしくは近い」場合です。
壁や障害物を貫通しにくいので、広範囲向けではありませんが電波は強いので「一人暮らしのワンルームや自分の部屋だけで利用したい」場合に向いています。
5GHz帯域は高速通信ができる
2.4GHz帯域の電波は電子レンジや固定電話の子機などにも使用されていて一般家庭に多く飛び交っています。
電波が混み合うことで、通信速度の低下や不安定な速度の原因になります。
しかし、5GHz帯域であれば空中に飛び交う数が少ないため周囲の電波の干渉を受けずに安定した通信が可能になります。
ですので、新型の「ZXHN F660A」と「HG8045Q」は高速かつ安定したWiFi通信が可能になるのです。
まだ、旧型を使用している方はすぐに無料交換しましょう。
NURO光のONU(WiFiルーター)を交換するだけでは効果なし
実はNURO光のONUを交換するだけでは効果を発揮することができません。
電波を受け取る側のスマホやパソコンが対応していなければ意味がありません。
NURO光のルーターは比較的新しい技術になるため、パソコンやスマホ・タブレットなどの端末が「ac規格対応」でなければ効果が発揮できません。
ac規格対応!新型ルーター対応デバイス
利用者が多く「ac規格」に対応しているデバイスを一部記載します。
・iPhone6以降
・Macbook Air2013
・Macbook Pro
・iMac
・iPad Air2以降
この他にも対応機器は沢山あるので、自身のスマホ端末が「ac規格」に対応しているかどうか確認しましょう。
インターネットの検索で「Android○○ ac規格」と調べれば分かるでしょう。
有線LANもチェックしよう
余談ですがより速度を早くする方法として「LANケーブルを変えてみる」とスピードが上がったという声もあります。
実は、通常「カテゴリー5e」というLANケーブルが主流ですが「カテゴリー7」の方が性能は良いです。
また、こちらも速度が速くなったという声が多い方法ですが、NURO光の「ルーターの電源を一度切り再起動する」ことです。
こんな事で改善できるの!?と思いますよね。。。
しかし、無線LANも機械ですからPCなどと同じで、一度再起動する事によって改善されることがあるのです。
NURO光のルーターは再起動したからと言ってもう一度、ID・パスワードを設定し直すことはありませんので安心してください。
まとめ
NURO光をいざ利用してみると「速度が遅い」と思っていた方は、まず利用中のONU(WiFiルーター)を確認しましょう。
旧型の場合は無料で交換できますので、今すぐに連絡しましょう。